自宅で美味しいラテ・アメリカーノを楽しむには?初心者が最初に揃えたい道具と美味しく淹れるポイント
カフェで飲むラテやアメリカーノ。
「自宅でもこんな美味しいコーヒーが飲めたらいいな。」
そう思ったことはありませんか?
最近では、ご家庭でも本格的なエスプレッソマシンを使って、美味しいラテやアメリカーノを楽しむ方が増えています。
実は、自宅でカフェのような一杯を楽しむために、最初からたくさんの道具を揃える必要はありません。
まずは基本の道具を揃え、慣れてきたら便利なアイテムを少しずつ追加していけば十分です。
この記事では、これからエスプレッソを始めたい方へ向けて、自宅でラテやアメリカーノを楽しむために必要な道具と、美味しく淹れるためのポイントをわかりやすくご紹介します。
まず知っておきたいこと:ラテもアメリカーノもエスプレッソがベース
カフェラテもアメリカーノも、どちらもベースになるのはエスプレッソです。
カフェラテは、エスプレッソにスチームミルクを合わせたドリンク。
アメリカーノは、エスプレッソをお湯で割ったドリンクです。
つまり、美味しいラテやアメリカーノを楽しむには、まず美味しいエスプレッソを抽出することが大切になります。
まだエスプレッソについて詳しく知らない方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
エスプレッソとは?ドリップコーヒーとの違いを初心者向けにわかりやすく解説
まずはこれで十分。最初に揃えたい基本の道具
自宅でラテやアメリカーノを楽しむために、まず揃えたいのは以下の道具です。
- エスプレッソマシン
- グラインダー
- コーヒースケール
- タンパー
- ミルクピッチャー
- 新鮮なコーヒー豆
- 成分無調整牛乳
- 浄水した水、または軟水
順番に見ていきましょう。
① エスプレッソマシン
まず必要なのは、エスプレッソマシンです。
一般的なコーヒーメーカーでは、カフェラテやアメリカーノのベースになる本格的なエスプレッソは抽出できません。
エスプレッソマシンは、細かく挽いたコーヒー粉に圧力をかけ、短時間で濃厚なエスプレッソを抽出します。
そのエスプレッソをベースに、
など、さまざまなドリンクを楽しむことができます。
ラテを作りたい方は、抽出性能だけでなく、ミルクを温めるスチーム性能も確認しておくと安心です。
② グラインダー
次に大切なのが、グラインダーです。
グラインダーとは、コーヒー豆を挽くための機械です。
初心者の方はエスプレッソマシンに注目しがちですが、実はエスプレッソの味を大きく左右するのがグラインダーです。
エスプレッソは、粉の細かさが少し違うだけでも味が大きく変わります。
粗すぎると薄くなり、細かすぎると苦味や雑味が出やすくなります。
そのため、エスプレッソ用には細かく調整できるグラインダーがおすすめです。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
なぜグラインダーがエスプレッソの味を決めるのか?初心者が最初に知っておきたい理由
③ コーヒースケール
初心者の方ほど、コーヒースケールは用意しておくことをおすすめします。
理由は、味を安定させやすくなるからです。
エスプレッソは、豆の量や抽出量が少し変わるだけで味が変わります。
例えば、
- コーヒー豆:18g
- 抽出量:36g
- 抽出時間:約25〜30秒
というように、数字で管理すると再現性が高くなります。
「昨日は美味しかったのに、今日は味が違う」
そんな時も、スケールがあれば原因を見つけやすくなります。
美味しい一杯を安定して淹れたいなら、コーヒースケールはとても大切な道具です。
④ タンパー
タンパーは、ポルタフィルターに入れたコーヒー粉を押し固めるための道具です。
この作業をタンピングといいます。
タンピングが均一でないと、お湯が一部だけを通ってしまい、味が薄くなったり、雑味が出たりすることがあります。
最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れてくるとエスプレッソを淹れる楽しさの一つになります。
最近は、初心者でも一定の力で押しやすいスプリング式タンパーも人気です。
⑤ ミルクピッチャー
カフェラテを楽しみたい方には、ミルクピッチャーも必要です。
エスプレッソマシンのスチームで牛乳を温め、きめ細かいミルクフォームを作る時に使います。
ミルクピッチャーがあると、ミルクの温度や泡の状態を確認しやすくなります。
慣れてくると、ラテアートにも挑戦できます。
アメリカーノだけを楽しみたい方は必須ではありませんが、ラテを作るなら用意しておきたい道具です。
⑥ 新鮮なコーヒー豆
どんなに良いマシンやグラインダーを使っても、古くなった豆では本来の美味しさを楽しみにくくなります。
エスプレッソは、豆の状態が味に大きく影響します。
できれば、焙煎から時間が経ちすぎていない新鮮な豆を選ぶのがおすすめです。
「エスプレッソ用の豆」は本当に必要?
コーヒー豆専門店へ行くと、
「エスプレッソ用の豆ありますか?」
と聞く方も多いと思います。
また、お店によっては「エスプレッソブレンド」として販売されていることもあります。
もちろん、そのような豆を選ぶのも良い方法です。
しかし、実は「エスプレッソ専用の豆」というものがあるわけではありません。
エスプレッソとは、豆の種類ではなく抽出方法の名前です。
そのため、浅煎りでも、中煎りでも、深煎りでも、エスプレッソとして抽出することができます。
浅煎りならフルーティーで爽やかな酸味を、深煎りならコクや苦味をしっかり楽しめます。
まずは自分が「美味しい」と感じる豆を、エスプレッソで淹れてみてください。
一番避けたいのは、あらかじめ挽かれた豆を買うこと
初心者の方が一番間違えやすいのが、「エスプレッソ用」と書かれた、あらかじめ挽かれたコーヒー粉を買ってしまうことです。
エスプレッソは、挽き目がほんの少し違うだけで味が大きく変わります。
最適な挽き目は、豆の種類、焙煎度、気温や湿度、マシンによっても変わります。
そのため、あらかじめ挽かれた粉では、自分のマシンに合わせた調整ができません。
抽出が速すぎたり、逆に遅すぎたりして、本来の美味しさを引き出せないことがあります。
エスプレッソを始めるなら、豆のまま購入し、ご自宅でグラインダーを使って挽くことをおすすめします。
もし最初に一つだけアドバイスをするとしたら、
「エスプレッソ用に挽かれた粉は買わず、豆のまま購入しましょう。」
これだけで、美味しいエスプレッソに一歩近づきます。
⑦ 成分無調整牛乳
ラテを作るなら、牛乳選びも大切です。
とはいえ、最初から特別な牛乳を探す必要はありません。
スーパーで販売されている成分無調整牛乳であれば、基本的にどれでも美味しいラテを作ることができます。
スチームすると自然な甘みが引き立ち、エスプレッソとの相性も良くなります。
まずは普段飲み慣れている成分無調整牛乳で試してみて、お好みの味を見つけてみてください。
⑧ 浄水した水、または軟水
コーヒーの大部分は水です。
そのため、水が変わると味も変わります。
また、水道水に含まれるカルキやミネラルは、エスプレッソマシン内部に水あかが付着する原因になることがあります。
ご家庭では、浄水器を通した水や軟水を使うと、より美味しく、マシンも長持ちしやすくなります。
特にエスプレッソマシンは毎日使うものなので、水にも少しだけ気を配ることをおすすめします。
慣れてきたら揃えたい便利なアイテム
ここまで紹介した基本の道具があれば、自宅で美味しいラテやアメリカーノを楽しむことができます。
さらに慣れてきたら、抽出を安定させたり、お手入れをしやすくしたりする便利なアイテムを少しずつ追加していくのもおすすめです。
- ディストリビューター
コーヒー粉を均一にならし、抽出ムラを減らしやすくします。
- WDTツール
ダマになったコーヒー粉をほぐし、均一に整えるための道具です。
- ポルタフィルターリング(ドージングリング)
コーヒー粉がこぼれにくくなり、作業がしやすくなります。
- ドージングカップ
コーヒー豆や挽いた粉をスムーズに移す時に便利です。
- バリスタクロス
スチームノズルやマシン周りをきれいに保つために使います。
- コーヒーブラシ
グラインダーやマシン周りの清掃に便利です。
- タンピングマット
カウンターを傷から守り、安定してタンピングできます。
これらは最初からすべて揃える必要はありません。
まずは基本の道具でエスプレッソを楽しみ、必要だと感じたタイミングで少しずつ買い足していくのがおすすめです。
最初から完璧を目指さなくて大丈夫
エスプレッソは奥が深い飲み物です。
豆を変える。
挽き目を変える。
抽出時間を変える。
ミルクの温め方を変える。
少し変えるだけで、味は驚くほど変わります。
だからこそ、最初から完璧を目指す必要はありません。
まずは基本の道具を使って、自宅で一杯淹れてみること。
そこから少しずつ、自分の好きな味を見つけていけば大丈夫です。
エスプレッソは、道具を少しずつ揃えながら、自分好みの一杯を追求していく楽しさも魅力のひとつです。
まとめ:まずは基本の道具で、自宅の一杯を楽しもう
自宅で美味しいラテやアメリカーノを楽しむために、まず揃えたいのは以下のものです。
- エスプレッソマシン
- グラインダー
- コーヒースケール
- タンパー
- ミルクピッチャー
- 新鮮なコーヒー豆
- 成分無調整牛乳
- 浄水した水、または軟水
この基本があれば、自宅でも本格的なラテやアメリカーノを楽しめます。
最初からすべてを完璧に揃える必要はありません。
まずは美味しい一杯を楽しむことから始めてみてください。
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