春も目前になり、大雪に見舞われたニューヨーク。学校も事前に休校。
街中が構えていたわりには、空振り状態。当日の朝には、大雪警報も解除されました。とはいえ、まだ道端には雪が沢山残っています。
こんな天気にも負けず、娘(7歳)とその友達(9歳)を連れて、ちょっくらボランティア活動に参加してきました。
困っている人に食料や物資の無料支援(フードバンク)を行う活動に初参加です。日本ではまだ認知度の低い活動のようですが、教会が拠点となる大きな取り組みの一つです。
今回は、ニューヨーク市クイーンズ区に位置し、マンハッタンを一望できるロングアイランドシティーの倉庫へ行ってきました。
主な仕事は、荷卸と梱包作業。倉庫の中には天井まで段ボール箱が積まれ、何十人というボランティアが協力し合い、食料や生活用品を箱にどんどん詰めていきます。
子供たちは別室でブレスレット作り。イースターのギフト用に、6,000個作るお手伝いです。
気持ちを込めて、ひとつひとつ丁寧に作る子供たち。段ボール箱いっぱいになるまで作りました。
この可愛いブレスレットが、受け取った子を笑顔にしてくれるといいな。
The most terrible poverty is loneliness, and the feeling of being unloved. – Mother Teresa –
最もひどい貧困とは孤独であり、愛されていないという想いなのです。マザー・テレサ
そう、「困っている人、貧しい人の役に立ちたい」という思いを行動に移すために、遠くに行く必要はありません。
困っている人は、きっと身近にもいるはず。近所の人かもしれない、友人かもしれない、もしかしたら家族のメンバーかもしれません。
私たちは誰かに愛されることにより、他の人を愛することができるようになるといいます。
そして自分を愛せない者には、他人を愛することは出来ないといいます。
ありのままの自分を愛せますか?人を愛していますか?
私たちが自分を愛することができるようになるためには、ありのままの自分を認め受け止めなくてはなりません。
それは現在の自分だけではなく、過去の自分をも受け入れられなければなりません。
思い出したくない、認めたくない、嫌な過去の自分がいるかもしれない。
それでも、忘れないでください。過去の自分があったからこそ、現在の自分がいるのです。
足るを知り、愛され、恵まれていることを感謝できる人間になっているだろうか?
日々、感情的になったり、批判的な感情を持ったり、愚痴をこぼしてはいないだろうか?
謙虚かつ柔和であり、どんなことがあっても感謝を忘れないようにするのは、決して容易いことではありません。
「どんなことにも幸せ・ありがたみを感じられる自分」でありたいな。
まずは自分自身と家族をしっかり愛する、そんな一歩を改めて大切にしたいと思いました。