「アメリカで最も美しい街のひとつ」という名を持つ、南カリフォルニア州サンタバーバラ。
ここが、初めてのアメリカ訪問先でした。
知り合いの留学先であることを理由に選んだ町で、そんな有名なところだと知らずに訪れました。
ロサンゼルス国際空港からバスに揺られてやってきたのは、その名にふさわしい“パラダイス”。
美しい海と山に囲まれたスペイン調の街並み
スペイン調の街並みを誇るサンタバーバラには、国内はもとより、世界各国から多くの観光客が訪れるます。
また美しい海と山に囲まれたこの街は、セレブの別荘が多いことでも有名です。
このサンタバーバラは、ロサンゼルスから車で約2時間ほどのところにあります。
ロサンゼルスに住んでいた時も、「休日にふらっ、と行きたくなる!」そんな場所のひとつでした。
海岸沿いのドライブがお決まりコース。
西海岸・南カリフォルニアの象徴ともいえるサンタモニカが出発地点。
桟橋に遊園地があるサンタモニカピアを横目に、州道1号線(パシフィック・コースト・ハイウェイ)で北上します。
20-30分ほどいくと、サーフィンと美しい夕焼けで有名なマリブに入ります。
ここマリブには、映画や音楽界のセレブが数多く住んでいることでも知られています。
ここに来ると必ず寄るレストラン(というより食堂)は、コースト・ハイウェイ沿いにある「ネプチューンズ・ネット」。
必ず注文するのは、白身魚のフライとフライドポテトのセット(フィッシュ・アンド・チップス)。
ミルクをやクリームをたっぷり使った、ニューイングランド風クラムチャウダーも欠かせません。
揚げ物とホワイトソースの組み合わせ。いやあ、かなりカロリー高そうですよね。
でも、いいんです。
罪悪感とストレスこそがダイエットの敵。しっかり噛んで、美味しさを満喫しながらいただきます。
美味しいものを美味しい!と感じられることって、なんで幸せなことなのでしょうか。
揚げ物も、連日食べるのではなければ大丈夫。ただ、2,3日はあいだを置きたいですね。
そうそう、昔知り合ったサーファーに教えてもらった、意外なクラムチャウダーの食べ方があります。
それは、クラムチャウダーに「あるもの」をいれるのです。何だと思いますか?
それはタバスコです。
あの辛味・酸味は、トマトベースのマンハッタン・クラムチャウダーだけでなく、クリームとの相性も抜群らしいです。
興味のある方は、ぜひお試しください。
さて、お腹がいっぱいになったら、更に海岸線を北上しサンタバーバラを目指します。
白い砂浜とパームの並木道、イルカの噴水がサンタバーバラのシンボルです。
高級リゾート地だけでなく学園都市の顔も持つサンタバーバラ
地元Santa Barbara City College(サンタバーバラシティカレッジ)やUniversity of California Santa Barbara(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)をはじめ、語学学校なども沢山あります。
またアートも盛んで、プロからアマチュアまで、あらゆる芸術家が集まる町としても有名です。
ビーチ沿いのとおりには色鮮やかな絵画やアート作品が並べられ、毎週日曜日になるとSanta Barbara Arts and Crafts Showが開催されます。
歩いてみて回るだけで、とっても楽しい気分になれますよ。
数あるビーチの中でもイチオシの隠れスポットは、
Santa Cruz Blvd/Shoreline Driveに位置し、長い階段を下りてビーチへ向かうと、素敵な景色が待っています。
オリジナルの階段は1923年に作られそうです。
階段を下りながら海を眺めることもできるし、ビーチに下りてサンセットを見るのもロマンチックですよね。
また、天気のいいことで知られる南カリフォルニアの中でも、サンタバーバラはとくに天気に恵まれた町。
1年中お天気が続く地中海気候のため、郊外には複数のワイナリーがあります。
200年以上の歴史を誇り、北カリフォルニアのナッパバレーとソノマに続く、有名なワイン名所です。
素朴なワイナリーも多く、ゆったり静かに楽しむことができますよ。
サンタバーバラを拠点とするインテリアデザイナーさんの多くは、白を基調にブルーのアクセントを使うような気がします。
白い砂浜、青い空、白い雲、青い海をイメージしているのでしょうか。
清潔感や明るさを与えてくれる白は、キッチン、リビング、ベッドルームなど、どんな場所でも大活躍。居心地のよい空間がつくれそうですね。
南カリフォルニアにお越しの際には、ぜひサンタバーバラを訪れてみてください。
日帰りも可能ですが、観光名所も多いので、数日ゆっくり滞在することをお勧めします。
一度訪れると、その魅力の虜になること間違いなしですよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。