アメリカに住んで15年以上。 最初に車を買ったのは2000年に2,000ドルくらいのアメ車のオープンカーでした。
当然、数ヶ月でトランスミッションが故障して数千ドル?の修理やなんかですぐに本体価格よりも高くなり手放すことに。
しかも、当時付き合っていたオーストラリア人の彼女が日本からLAに遊びに来た時に高速道路で止まってしまいました。
散々な目に会いましたが今となっては良い経験でした。
ところで、日本とアメリカでの車の事情ってかなり違います。
◯ガソリン代が日本の7割くらい
アメリカのガソリンスタンドではクレジットカードがないと建物の中まで入って車を止めた近くのスタンド番号を言って20 dollor Please ! って言うとその分だけスロットルを引くとガソリンが出て来ます。
中に入るのがめんどくさかったり、列を作って待つのはいやな時もあるのでクレジットカードは持っていた方が良いです。
ただ。。日本のクレカだと通らないことが多々あります。
それはクレカを通した後に聞かれるZIP CODE です。
これはそのクレカの登録されてある郵便番号5桁を入力するのですが日本のを入力してもエラーで使えません。
その場合も中に入って日本のクレカを渡せば使えるかもしれません。
これ以外にも日本のクレカだと不便に感じることも多いので早めにアメリカで現地のクレカを作った方が得策です。
アメリカのクレカの取得についてもあとで説明しますね。
2017年5月28日現在 アメリカ 1ガロン(3.8L) = 約3ドル = 111円 = 333円 1Lあたり87円となります。日本の全国平均は126円なので約7割ですね。
◯高速料金がほぼない
初めてアメリカで警察に止められたのはスピード違反でした。
全く車が周りに走っていない高速で友人と走っていて後ろからドアミラーの上あたりからライトを照らしてくる車が数分?ついて来ていました。
友人とあれ?これって止まれって言うこと?みたいな感じで拡声器では何も言って来ませんでした。しつこいので止まるとやはり警察でした。
スピード違反で国際免許を見せると何やら記入していたので友人が写真とっても良いですか?って聞くと快く受けてくれて友人と警察とでピースサインをしながら撮った記憶があります。
なんだか。。
ご存知の方も多いと思いますがアメリカでは高速代はほぼ無料です。
場合によって支払う必要がある場所うがありますが、最近できた事前に登録しておくタイプの高速道路はわかりにくい!僕も実際わからず走っていて数ヶ月後に違反チケットが送られてきました。
内容は◯月◯日、このナンバープレートの車がこの車線を走っていたが登録がないので罰金払ってください。
まじか!?と思いましたが確か自分の顔写真のようなものまで貼り付けてあったので自分ではないと言えません。
ロサンゼルスにくる人は注意してくださいね。どの部分か知りたい方はお知らせください。
◯一台に二人以上同乗していたら早いレーン(カープールレーン)に乗れる。
次に捕まったのがカープールレーンに入った場所が悪く罰金。。
これに関しては最初、なぜ止められたのか意味がわからなかったのですが車線を変更しても良い場所とそうでない場所がありました。
ルールが若干日本と異なるので気をつけてくださいねえ。信号が赤でも右折ができる場所とそうでない場所もありますよ。
知らない人の為にもカープールレーンについて説明します。
渋滞しやすい高速道路であらかじめ一番左の車線にカープールレーンと言うものがあります。これは車の中に二人以上いる場合のみ走れる車線です。
渋滞に対する効率がよくなることをしている人を優先しようとするものです。
ちなみに違反すると3万円以上の罰金となります。たまに人形?みたいなの置いている?人も見かけます。
◯車検がない
アメリカでは車検に当たる排気ガスチェックが2年に1回あるだけです。 最近、話題になりましたが数千円で完了します。
かなり古い車でも不合格になったことがないです。
あとは自己責任でメンテナンスをしてください。って言うことで僕は信頼できる日本人ディーラーのところに行ってチェックしてもらってます。
歯医者に定期的に行くのと同じ感覚です。最近の車はそこそこ新しい普通の車だとほぼ、定期的にオイル交換をしていたら壊れないですよね。
◯車庫証明がない
アメリカで車を買うとその車の持ち主は誰なのかを登録する必要はありますが、その車を置いておく場所の確認はありません。
◯免許更新が簡単すぎて逆に怖い
アメリカで車を運転していると日本よりも道が広く車線も多いので走りやすく感じるようになる時期がきます。
ただ、やはり走る場所や時間帯、突発的な交通規制や事故やかなりやばい走りをしている車をどうやって避けるか等、日本に比べて早い対応が求められることがあります。
基本的にはアメリカの方が運転マナーは良いです。例えば、同じ道幅で一旦停止があったとしたらきちんと停止して順番に走り出します。
あとはきちんと歩行者に対して待ちます!道を渡ろうとしていたらゆっくり歩いて渡れるまで笑顔でゆっくり渡って大丈夫ですよと。
日本の特に関西だとかなり歩行者が虐げられている?感覚になり気をつけないと車が迫ってきますね。
特にタクシーは歩行者や自転車に対して圧力?をかけながら走っているなあと感じることがあります。
聞いた話では多くの人が保険なし、目が悪くてもメガネをかけずに運転している?らしいです。
なので事故をした場合、相手が保険に入ってないので相手が悪い場合でも自分の車と病院代は支払うこともあるみたいです。
ちなみにアメリカでは事故をすると必ず警察に届けなくても保険は使えます。警察からの事故証明は必要ないようです。
もちろん人身事故の場合は必ず911に連絡してください。
アメリカの場合は警察、消防車、救急車はセットできます。
その後、自分が入っている保険によって救急車に乗れるかどうか決まります。車の保険の話も別でお話しようと思います。
日本では相手がある事故の場合、どちらかが悪い、要は10:0 もしくは0:10 しかないようです。日本のように3:7 や6:4 とかはないようです。
◯ベンツやBMW、アウディ、ポルシェが日本より割安
アメリカの中古車の価格を見ていると日本車が以外に高いこと、日本よりも走行距離が多い車が高く売られていると思います。
ヨーロッパの車が日本に比べて安いことに気づくと思います。アメリカにとっての日本車とヨーロッパ車は同じ外車。
もちろんイメージとしてはヨーローッパ車の方がアメリカ人にとっても高級車のイメージがあるので高いヨーロッパ車はありますが。
アメリカ人、特に一番多い中流階級の人たちは日本車に対する価値が高いんだと思います。
日本人、特に駐在員としてアメリカに5年とか滞在する人たちは日本では日本車と同じ金額で高いベンツやBMWに乗れるので購入される人も多いようです。
日本に比べて割安なんですね。日本では乗れなかったあの車がアメリカで乗れちゃうことも!
僕は日本で免許を取得していて、数回筆記テスト(日本語バージョン)を受けて合格後DMV(陸運局)の担当者と共に実地テストをサンタバーバラでしましたがその時に自分で保険付きの車を準備する必要があり、当時同じクラスだったサウジアラビア出身の友人に朝8時くらいで早かったと思いますが来てもらって無事合格しました。
今まで中東の人と話す機会がなかったのですが、すごく親切で穏やかな人でした。
ちなみに実地テストは一回で合格しました。縦列駐車をした記憶があります。
結局ほんの数千円でカリフォルニアの自動車免許が取得できました。 もちろんその前にソーシャルセキュリティー番号を取取得する必要がありました。
大学のキャンパス内で働くという名目で担当者にサインしてもらってソーシャルセキュリティーオフィスにて申請し取得しました。
アメリカで生活するにはこのソーシャル、車の免許、ビザ、クレジットカードが必要になって来ます。
これは後ほど、詳しく説明したいと思います。特にクレジットカードはシステムが日本と異なります。
ちなみに妻はもともと車の免許を持っていなかったので初めからアメリカで取得しましたが、やはりこれも日本に比べたらかなり楽に取れました。
しかもドライビングスクールに数回通ったのですが先生が「ガス!」となんども言って来て本人は怖いのでスピードを出したくないのにかなりスピードをあげて公道を走らされたと。
日本だとありえないですね。
アメリカ、特にロサンゼルスでの車事情についてをお話ししましたが、これからアメリカに行こうと思っている方、短期でも長期でも良いので、ロサンゼルスで車を買いたい、運転したいと思っている人は一度、ご相談ください。
免許取得やレンタカー、保険会社はどこが良いの?
なんでも良いので聞いて見てください。
僕はなんどもアメリカで失敗しています。
免許、保険会社選択、車選び(ディーラー)、高速で登録していない車は走れない場所を走って罰金が郵送されてきて初めて知った等々。
渡米前に聞いて置いた方が失敗をできるだけ回避できるので本来の渡米目的に集中できるかと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。