離乳食作りのためのグッズを色々揃えようと思うと、お金もどんどんかかってしまう。 たった1年程度の離乳食のために、たくさんの離乳食グッズを買うのは無駄な気がする。
そんな離乳食を作りに悩むお母さんたちの理想は、効率よく無駄なく使える最初限の離乳食グッズではないでしょうか。 そこで今回は、必要最低限に抑える離乳食作りに本当に必要なグッズをご紹介します。
たったの数ヶ月しか使わないのに高価なもの、なくても良いけどあれば便利、程度のものは一切ご紹介しません。
離乳食作りだけでなく、日々のお料理でも使えるグッズや絶対に不可欠なものだけをご紹介します。 無駄なものは買いたくないし本当に必要な離乳食グッズが知りたい、というお母さん必見です。
初めての離乳食に最適な時期と食材は?
食べ始めは赤ちゃんに4つの条件が整ったら
離乳食を始める時期は一般的には、生後5〜6ヶ月です。 しかし、あくまで目安であり食べ始める時期には個人差があります。
重要なのは、赤ちゃんの体が食べられる状態になっていることと、赤ちゃん自身が食べたいと思い始めているかどうかです。
そして、それらを見極めるための条件は4つ。
10倍がゆを1日1回(午前)から始める
初めての離乳食はお米を10倍の水で炊いたおかゆを、午前中のうちに食べさせてみることがおすすめ。 午前中にする理由は、もしも何かあった時にすぐに病院に相談できるからです。
まずは、今まで授乳していた時間に食べさせてみましょう。 10倍がゆの作り方はこちらの動画が非常に参考になりますよ。
初日は10灰がゆの上澄みだけでも大丈夫です。 無理に食べさせる必要はないので、赤ちゃんが拒否したらまた翌日に挑戦してみてください。
離乳食の初期は栄養のためというよりは、赤ちゃんの舌と体に食べものを教えてあげることが目的と考えてあげげましょう。
ブレンダー
離乳食作りを機にもっとも購入をおすすめしたいグッズが、ブレンダー。 離乳食作りで大活躍するだけでなく、普段のお料理の効率・質を変えてくれ、さらに毎日スムージーを楽しむことができます。
ブレンダーひとつで、時短・美味しさ・健康の3つが得られますよ。
離乳食作りで最も面倒な「すりつぶし・裏ごし」が楽チンに
離乳食作りでもっとも大変な作業が、初期〜中期に必須の食材の「すりつぶし」と「裏ごし」。 時間も労力も必要なすりつぶしと裏ごしは、家事と子育てに忙しいお母さんに大きくのしかかります。
しかし、ブレンダーなら「すりつぶし」と「裏ごし」が1タッチで完了。 どんな食材でも見事に粉砕し滑らかにてくれるので、赤ちゃんが食べられるポタージュ状に簡単に仕上がります。
先ほどご紹介した10倍がゆも、炊いた後にすりつぶす必要がありますが、ブレンダーがあれば楽チン。 野菜や果物も、すりおろしたり裏ごしする必要もありません。
ブレンダーは普段のお料理の幅をグッと広げてくれる
ブレンダーがあれば、ハンバーグをこねる作業やカレーの具材をピューレ状にする作業の時短ができ、さらにコーンスープやかぼちゃスープなど本格的なスープも簡単に作れてしまいます。
また、毎朝スムージーを飲む生活もブレンダーがあればスイッチひとつ。
離乳食の時期しか使えないというキッチン家電としては高価な買い物になってしまいますが、一生使えるキッチン家電と考えれば非常にお得な買い物です。
バイタミックス A3500の5つの機能すべて使ってみた
オスターのブレンダー
使いやすさ・デザイン性・丈夫さ・コストパフォーマンスなど、たくさんの魅力を兼ね備えたオスターのブレンダー。 食材やおかゆを入れてスイッチひとつでok、たったそれだけで滑らかで美味しい離乳食が出来上がります。
決して小さくはありませんが、キッチンに置いておきたくなるデザインも魅力。 20年以上使い続けられる耐久性を誇るなど、アメリカでも長年愛用されているブレンダーです。
オスター社のミキサーをご購入頂いたお客様からのレビューのまとめ
当店アルファエスパスでオスターのブレンダーをご購入いただいたお客様のレビューをまとめております。 是非こちらも参考にしてみてください。
バイタミックスのブレンダー
とにかくパワフルで優れたブレンダーが欲しい、という方におすすめなのがバイタミックスのブレンダー。 価格は決して安くありませんが、粉砕できないものはないのでは?と思うほどの圧倒的なパワーが魅力です。
機能性も非常に高いため、離乳食だけでなく日常的に高機能なブレンダーを使いたい、というお母さんにはぴったりではないでしょうか。 動画の通り、離乳食作りなら本当にあっという間です。
当店アルファエスパスでバイタミックスのブレンダーをご購入いただいたお客様のレビューをまとめております。 ご購入を検討されている方にとっては非常に参考になりますよ。
バイタミックスをご購入頂いたお客様からの口コミレビューまとめ
クイジナートのハンドブレンダー
キッチンの邪魔になる大きいブレンダーは困る!というお母さんにおすすめなのは、ハンドタイプのブレンダー。 収納しやすいサイズのため、離乳食でだけ使いたいという場合や、頻繁に使わないというご家庭にぴったりです。
こちらの動画では、当店の商品と同じクイジナートのハンドブレンダーを使用していますね。
離乳食程度ならお鍋の中で直接使えるので、コンテナを使用せずハンドブレンダーだけサッと使ってサッと片付けられます。 最初に紹介した2つのブレンダーと比べ、お値段がお手頃なこともポイントです。
冷凍ブロックトレー
冷凍ブロックトレーは離乳食作りには絶対に欠かせない必須グッズ。 離乳食は毎食ごとに作って用意するのはあまりに大変です。
そのため、一度に大量に作ってまとめてストックすることが重要。
冷凍ブロックトレーがあれば1週間分一気に離乳食を作って、1色分ごとに小分けにして冷凍保存が可能です。
例えばほうれん草を離乳食にしたものを8ブロック分、ニンジンを離乳食にしたものを8ブロック分、おかゆを8ブロック分と、食材ごとに冷凍しておけば、いつでも簡単に解凍して赤ちゃんに食べさせられます。
コツは「下ごしらえ」状態の食材ごとに冷凍保存する
冷凍ブロックトレーで保存する際のコツは、メニューになる前の「下ごしらえ状態」のものを冷凍すること。 なぜなら、下ごしらえの状態で冷凍保存にしておくことで、食材の組み合わせをその日ごとに組み替えられるからです。
食材を混ぜ合わせたもので冷凍してしまうと、毎食同じ献立になってしまいますが、食材ごとの冷凍保存だと今日はほうれん草とニンジン、明日はほうれん草と白身魚など、自由に組み替えることで赤ちゃんに食事をする楽しさも教えられます。
さらに、どの食材の時によく食べてどの食材の時にあまり食べないかなど、赤ちゃんの好物も探しやすくなりますよ。
ベビービョルンのベビースタイ
ベビービョルンはスウェーデンのベビー用品やキッズ用品を扱うブランドで、世界50か国以上で愛用されています。
ベビービョルンのベビースタイの最大の特徴は2つ。 簡単に洗って乾くシリコンのような素材と、食べこぼしを防ぐポケットです。
どれだけスタイを汚しても水で洗い流すだけ簡単にキレイになるし、食器洗浄機での使用も可能です。
裾部分の大きめのポケットは、食べこぼしもしっかりキャッチ。 たまにキャッチできない大胆な食べこぼしもありますが、いちいち床から拾うお母さんの負担を軽減してくれますよ。
洗ってすぐに使えるので洗濯を待つ必要がないので、ベビービョルンのベビースタイ1つで毎日快適に過ごせます。 また、可愛いデザインや豊富なカラー展開も嬉しいポイントですね。
離乳食用の食器はわざわざ買う必要なし
離乳食用の食器はプラスチックのものを中心に可愛いデザインのものなど、豊富に販売されています。 確かに、赤ちゃん用の一口サイズになったスポーンや割れにくいプラスチックの食器はあれば便利です。
しかし、食器に関しては普段使用している大人用の食器でいくらでも代用できます。 それに使用するのはほんの1、2年。
今回いくつかの離乳食グッズを紹介させていただく上で、絶対に必要不可欠なグッズを紹介させていただいていることから考えると、食器は絶対に必要なものではありません。
さらに、離乳食を食べさせる期間になったら使い道がないものです。
また、離乳食用の食器は出産祝いなどでプレゼントされることも多いので、買わなくても手に入っちゃった!なんて嬉しいサプライズも期待できます。
どうしても欲しい場合は陶器・磁器製がおすすめ
それでも、離乳食の時にだけしか使わないからこそ可愛いサイズの食器を揃えたい、というお母さんは、ル・クルーゼなどの陶器・磁器製のものがおすすめです。
丈夫だしおしゃれなので、離乳食が終わっても子供用の食器として使えるし、さらに大人用の小皿や小物入れとしても使えます。
専用のカワイイ食器があると、離乳食の時間が楽しくなるのは事実。 お母さん自身のテンションを上げるためにも、あえて食器を購入するのも良いですね。
必要最低限の離乳食グッズ
いろいろな種類がある離乳食グッズですが、カワイくて大切な子供のためと、ついつい色々なグッズに目が眩んでしまいますよね。
でも、離乳食を使用する期間はたったの1年程度。
あまりに短い期間だからこそ、本当に必要なグッズや離乳食以外でも使えるグッズに絞るべきです。
子育てに家事に大変なお母さんを手助けしてくれて、お財布にも優しい、必要最低限の離乳食グッズを見つけてください。