ショッピングが嫌いな人は少ないと思いますが、ネットで欲しい商品を探していて見つかった商品が海外なので買うのを諦めた経験がある人はいるのではないでしょうか。
そんな海外からのネットショッピングを諦めてしまっている方のために・・・
個人輸入歴20年以上の達人がゼロから始めるアメリカでのショッピングについて語ります!
そもそもどうして海外の商品を買うことを諦めたのでしょうか?海外というだけで無理だと決めつけていませんか?
海外から商品が届くには国際送料とか関税とか複雑な手続きが必要で自分にはできない、英語が読めないので無理と思っている人も多いかと思います。
到着後のアフターサービスも気になりますよね。中には日本に送れない、もしくは手続きが複雑な商品もあったりします。
こんな疑問について、このブログを読んでくれたあなたに特別にお教えします。
海外からのお買い物も安心して楽しんで行えるようになりますよ。
まず第一回は、アメリカで購入した商品を受け取るまでに、商品価格の他にどんな費用がかかるのか? について解説していきます。
アメリカでのお買い物にかかる費用
アメリカでのお買い物にかかる費用は主に6つ。
1. 商品代金
2. アメリカ国内の売上税
3. アメリカ国内の送料
4. 日本までの送料
5. 日本国内に入る前に税関で請求される関税と消費税
6. 輸入代行業者への手数料
では、順番に解説していきます。
1. 商品代金
購入サイトに書いてある価格です。
ドル表示なので為替レートによって支払う金額が変わってきます。
できるだけ円高の時にアメ車や冷蔵庫、セスナやヨット等の大きい買い物はしたいですね。
アメリカで買い物する時の基本のきといえます。
2. アメリカ国内の売上税
消費者が小売店で購入する場所によって変わってきます。
例えばカリフォルニア州だと約9%、オレゴン州やモンタナ州だと0%です。
ただ、実際の売上がアメリカ国外になる場合は除外されます。※但し、販売者が手続きを行って頂ける場合のみ。
3. アメリカ国内の送料
日本に発送するには、まず買い物した小売店などのサイトからアメリカの住所(輸入代行業者の拠点など)へ発送する必要があります。
大きなサイトによっては日本に直接発送してくれるところもありますが、ほとんどがアメリカ国内のみの配送です。
アメリカ国内のみしか配送を行っていないお店での購入の場合は、アメリカ国内の住所までの送料がかかります。
なかには無料のサイトもありますね。
4. 日本までの送料
この計算には商品の外箱のサイズ、重量によって、または運送会社によって変わってきます。
この部分については後ほど詳しく説明させて頂きます。
5. 日本国内に入る前に税関で請求される関税と消費税
カテゴリーによって関税率が異なります。基本的には贅沢品になるほど関税率が高くなると言われています。
消費税は申告金額に対して10%(消費税7.8%+地方消費税2.2%)がかかります。
個人輸入の場合、16,666円以下であれば税金はかかりません。
6. 輸入代行業者への手数料
最後の輸入代行業者への手数料は、アメリカのサイトで購入、アメリカに発送先住所があり、梱包し運送業者に持参、日本の住所に発送し受け取るまでの全てを個人で行なった場合はかからない費用となります。
しかし、アメリカに発送先住所がなく現地の運送業者に持参することができない場合は、全て個人で行うことは不可能です。
また、サイトによってはアメリカ国外で発行されたクレカを受け付けていない場合があったり、到着後のダメージや返品、交換も全て輸入者の負担となる可能性があったりと、全てを個人で行うことは大きなリスクも伴います。
こういった手間やリスクをクリアにしてくれるのが、アメリカ国内に存在するいくつかの輸入代行業者となります。
売上税がかからないオレゴン州に特に集中しているかと思います。
手数料は輸入代行業者によって異なりますが、基本的にはどの程度のリスクを輸入代行業者に追って欲しいか?になります。
この部分についても後ほど詳しく書いていきたいと思います。
一点補足ですがアメリカ国内で売上税(消費税)が加算されて日本でも輸入時に加算され、さらに輸入した商品の販売時にも消費税がかかるのはおかしいと思いませんか?
消費者は3重にも消費税を払っていることになる?
はい、これは僕もいつも疑問に思っていて関連する税理士さんや弁護士さんに聞いていますがちゃんとした返答はいまだにありません。
以上がアメリカで商品を購入しようとする時にかかる費用となります。
感想はいかがでしたでしょうか?
えっまだよくわからない?もしくはうんざり?
次回は実際にアメリカで販売している商品を例に取って考えてみたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。